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原田 克也 院長の独自取材記事

原田クリニック

(相模原市中央区/淵野辺駅)

最終更新日:2026/08/27

原田克也院長 原田クリニック main

淵野辺駅から徒歩5分というアクセス抜群の立地にありながら11台分の駐車場を備える「原田クリニック」。カタツムリのロゴマークが目印の同院では、さまざまな患者のための配慮がなされている。これらはすべて「何かあったら、我慢せず気軽に来院してほしい」という原田克也院長の患者を思う気持ちからだ。耳・鼻・喉の一般診療に幅広く対応する一方で、大学病院で培った経験を生かし、めまいや難聴などの専門的な診療にも力を注ぐ。充実した検査設備を備え、アレルギー診療や舌下免疫療法などにも積極的に取り組む原田院長に、同院ならではの診療の特徴について詳しく聞いた。

(取材日2026年7月17日)

充実した検査設備で、幅広い診療に対応

まずはクリニックの特徴について教えてください。

原田克也院長 原田クリニック1

私はもともと渕野辺総合病院の耳鼻咽喉科で医長として診療していたので、そのご縁もあって、2004年に淵野辺駅からも矢部駅からも程近いこちらでの開院を決めました。耳鼻咽喉科が専門とする領域は、いわゆる「首から上」。具体的には耳・鼻・口腔・咽頭・喉頭・頭頸部と広範囲にわたり、聴覚・嗅覚・味覚・平衡感覚といった、人間が生活していく上で大切な感覚器の診断・治療を専門的に診療しています。対象となる患者さんは新生児から高齢者までさまざまです。家族4代で通ってくださる方や、生まれたばかりの赤ちゃんを連れて来られる方もいて、地域に密着しながら、患者さんの生涯に寄り添えることをとてもうれしく感じています。道路に面した完全バリアフリーの設計に加え、11台分の駐車場を備えているので、近隣の患者さんはもちろん、遠方からお越しくださる患者さんもいらっしゃってありがたい限りです。

幅広い症状に対応していると伺いました。

当院ではめまいがする、耳鳴りがする、音が聞こえづらい、耳が痛む、鼻が詰まる、鼻水が出る、においがわからない、喉が痛い、咳が止まらない、声がかれるなど、耳鼻咽喉科のさまざまな症状に幅広く対応しています。私自身は、めまいや難聴を専門に診療してきましたので、インターネットで当院を検索して、そういった専門性を求めていらっしゃる患者さんも多いですね。近隣の他科の先生からご紹介いただくことも多いほうだと思います。喘息など気管支に関わる疾患も鼻や喉と関係が深く、慢性副鼻腔炎から喘息になってしまうパターンも意外に多く、咳が止まらないというご相談も増えてきています。冬場はインフルエンザの患者さんも多いですね。最近、院内でPCR検査にも対応するようになったので、多くのご相談をいただいています。さまざまな症状に対応していることから、耳鼻咽喉を中心に全身を診るという気持ちで診療しています。

クリニックながら設備が充実していますね。

原田克也院長 原田クリニック2

診断には精密な検査が欠かせません。当院では防音室を備え、臨床検査技師によるさまざまな検査を行っています。鼓膜に陽圧・陰圧を加えてその動きを調べるティンパノメトリー検査は、痛みが少なく、小さなお子さんの滲出性中耳炎や癒着性中耳炎の診断にも役立っています。ほかにも経鼻内視鏡や呼吸機能を調べるスパイロメーター、眼振検査用の赤外線CCD、重心動揺計、心電計などを備えています。さらに、VRを用いためまいの検査機器も導入しました。赤外線CCDや重心動揺計で検査を行い、脳が原因となる中枢性のめまいが疑われる場合には、必要に応じてVR検査を追加することで、より精密な診断につなげています。自覚症状がなくても健康診断で聴力異常を指摘される方も少なくありませんので、気になることがあれば早めに検査を受けていただきたいですね。

専門性を生かし、めまい・難聴診療に注力

めまいについてはどのように診断・治療されるのでしょうか。

原田克也院長 原田クリニック3

めまいには耳が原因となるものと、脳の病気が原因となるものがあります。私は大学病院で長くめまいを専門に診療してきましたので、めまいの検査・治療に力を入れています。当院ではまず検査によって原因を見極め、耳が原因であれば薬物療法を中心に治療を行います。症状が強く歩くことも難しいような場合には点滴治療を行い、状態が落ち着いてからお帰りいただくこともあります。また、症状に応じて、目や頭を動かす訓練法が書かれた冊子をお渡しし、ご自宅で取り組んでいただくよう指導することもあります。一方、脳の異常が疑われる場合には、速やかに脳神経外科を受診することが大切です。当院でも、連携しているクリニックへご紹介しています。「これぐらいなら大丈夫だろう」と自己判断せず、めまいを感じたら早めに受診していただきたいですね。

難聴の治療について、詳しく教えてください。

例えば、ストレスや疲労がきっかけになるともいわれている突発性難聴は、症状が現れてから2週間以内に治療を始めることが大切です。治療が遅くなるほど回復しにくくなるため、少しでも聞こえ方に違和感があれば早めにご相談ください。症状や聴力低下の程度によって治療法は異なりますが、薬物療法が中心です。重症の場合には入院治療が必要となることもあるため、連携する医療機関へご紹介しています。また、耳の詰まり感や難聴に加えてめまいを繰り返す場合は、メニエール病の可能性も考えられます。初回の発作では突発性難聴との区別が難しく、症状を繰り返して初めてメニエール病と診断されることもあります。以前は30~40代の女性に多いといわれていましたが、最近では年齢や性別を問わず患者さんが増えている印象です。ライブなどで大きな音を聞いた後に耳鳴りや聞こえにくさが続く場合も、放置せず早めに受診していただきたいですね。

アレルギー診療や予防接種にも力を入れているそうですね。

原田克也院長 原田クリニック4

はい。当院では、アレルギー検査の結果、スギ花粉やダニに陽性反応が確認できた方に舌下免疫療法をご提案しています。スギ花粉症の場合は花粉の飛散時期には開始できないため、一般的には6月頃を目安に治療を始めます。また、指先から少量の血液を採取するだけで、約40項目のアレルゲンを調べられる検査も導入しました。採血が難しい小さなお子さんでも受けやすいのが特徴です。さらに、帯状疱疹のワクチン接種にも対応しています。

「来て良かった」と喜ばれる地元のかかりつけ医に

内科と耳鼻咽喉科のどちらを受診すればいいのか迷ったときのアドバイスをお願いします。

原田克也院長 原田クリニック5

風邪をひいた際に内科に行かれる方もいらっしゃいますが、内科ではお薬を出して症状を抑えることを図るのが主な治療となります。耳鼻咽喉科では喉が痛む場合、喉に薬を塗る、詰まった鼻水を吸い取るなど、直接処置を施すことができ、その場で症状の緩和につなげることでスッキリとした気持ちでお帰りいただけるケースが多いのが特徴です。最近は風邪でも喉や鼻の症状が出る場合は、小児科ではなく耳鼻咽喉科を選ぶ親御さんが増えています。当院では、薬を出して様子を見るのではなく、できるだけ具体的な治療によって症状を和らげ、つらい思いをしている患者さんを楽にできる治療をめざしています。

印象に残る患者さんとのエピソードを教えてください。

勤務医時代に、呼びかけても返事をしないことを心配した親御さんに連れて来られたお子さんがいました。調べてみると、大量の耳垢がたまっていたんです。すぐに耳の掃除をしたところ、予想外の聞こえに驚いてくれてほほ笑ましかったことを覚えています。心配な症状でも、耳鼻咽喉科で処置すれば簡単に改善につながることも多々ありますので、インターネットで検索して1人で悩んでいるより、まずはご相談いただければと思います。当院にも、何かあったら、我慢せず気軽に来院してほしいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

原田克也院長 原田クリニック6

耳鼻咽喉科は待ち時間が長いというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、当院ではインターネットや電話による自動受付システムや、オンライン診療などにも対応しています。これからも患者さんのためになることであれば、柔軟な発想でどんどん取り入れていきたいですね。当院では地域に根差したかかりつけ医として、患者さんの立場になった親身な対応とわかりやすい説明、そして適切な診断と治療で、「ここへ来て良かった」と笑顔でお帰りいただけるよう、スタッフ一同全力で取り組んでいます。どうぞお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

PCR検査/約3万円