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門田 哲弥 院長の独自取材記事

神田駅前もんでん耳鼻咽喉科

(千代田区/神田駅)

最終更新日:2026/08/27

門田哲弥院長 神田駅前もんでん耳鼻咽喉科 main

神田駅東口で「鼻が専門。でも、何でも相談できる」をコンセプトに診療する「神田駅前もんでん耳鼻咽喉科」。門田(もんでん)哲弥院長は、大学病院や市中病院で頭頸部腫瘍やがん、副鼻腔手術や鼻中隔矯正術、後鼻神経切断術といった鼻の手術に数多く携わった後、耳鼻咽喉科単科の専門病院である神尾記念病院の鼻副鼻腔診療医長として診療技術を深めた。現在は耳・鼻・喉の不調に広く向き合い、迅速で適切な診断で忙しいビジネスマンを中心とした患者に向き合っている。現在も神尾記念病院で手術を行っている門田院長。院内での診断と処置だけでなく、必要に応じてすぐに神尾記念病院へ紹介し、手術から術後の経過観察まで門田院長に任せられるのも同院の強みだ。落ち着いた雰囲気の院内で、診療の特徴や気をつけたい症状について話を聞いた。

(取材日2026年7月27日)

診断、治療、手術後のフォローも担う耳鼻咽喉科

先生のご経歴をお聞かせください。

門田哲弥院長 神田駅前もんでん耳鼻咽喉科1

2005年に昭和大学医学部を卒業した後、系列の大学病院や総合病院で研鑽を積みました。鼻の中の曲がった骨に対する鼻中隔矯正術、アレルギー性鼻炎の症状緩和のための後鼻神経切断術、副鼻腔炎や副鼻腔腫瘍の手術など「鼻」に関する手術を数多く経験した他、子どもの扁桃腺やアデノイドの切除、中耳炎の鼓膜チューブ挿入術など、耳鼻咽喉科領域のあらゆる症例の診療を経験しています。また、関東労災病院では、抗がん剤の影響や加齢により嚥下機能が衰えた患者さんをサポートする「嚥下チーム」の立ち上げから携わりました。さらに、耳鼻咽喉科の専門病院として入院施設も持つ神尾記念病院に勤務。全国でも稀有な特徴を持つ病院としてたくさんの患者さんがお見えになり、私も鼻副鼻腔診療医長として鼻の診療技術をさらに深めることができました。

幅広い経験を積んでこられたのですね。開業後はどんな診療をしておられますか?

日常生活において耳・鼻・喉の不調に悩む方は多いですから、まずは気軽に相談できる場所でありたいと思っています。また、より専門的な治療が必要な場合は、設備の共有を含めた病診連携を担う医師として、今も手術を担当する神尾記念病院への紹介が可能です。実はそれもあって、神田淡路町にある同病院に近いこの場所での開業を決めたんですよ。クリニックで顔を合わせている私が病院での手術も担当することで、患者さんにも安心していただけるのではないでしょうか。もちろん、手術後は引き続き当院で経過を診ていきますし、他院で手術を受けた方のアフターフォローにも対応しています。

検査設備も充実していますね。

門田哲弥院長 神田駅前もんでん耳鼻咽喉科2

必要な医療につなげるためには、適切な診断をしなければなりません。聴力検査、めまいの検査、ネブライザーなどの検査や治療に必要な設備は一通りそろえました。またCTは被ばく量の少ない先進のタイプを導入しており、副鼻腔炎などの診断を即日行える環境です。鼻と喉の状態を確認できる内視鏡は、患者さんの負担に配慮し、子どもでも楽に受けられる細さの物を導入しました。耳の顕微鏡も、とても画像が鮮明で、こまやかな診断に役立ちます。もちろん、内視鏡も顕微鏡も、検査中の映像をリアルタイムでご確認いただけるシステムです。

副鼻腔炎を中心に、難聴などの受診も多い

現在は、どんな患者さんが多いですか。

門田哲弥院長 神田駅前もんでん耳鼻咽喉科3

私の専門分野でもある「鼻」の領域で、副鼻腔炎が多いですね。注意したいのは、副鼻腔炎などで鼻粘膜が腫れると、嗅覚神経への空気の通り道が塞がれて嗅覚障害が生じることです。嗅覚の低下は味覚の低下につながり、生活の質を著しく損ないますが、痛みなどがない分自己判断で様子を見てしまう方が少なくありません。嗅覚障害を長期間放置すると、治療しても回復しない可能性がありますから、匂いに異変を感じたら早めに受診してください。薬の服用や、鼻腔内の清潔維持で鼻の通りの改善をめざすことで、嗅覚の回復が期待できます。ただし、難病の好酸球性副鼻腔炎は通常の抗菌薬が効きにくいため、ステロイドや継続的なケア、手術でコントロールを図らなければなりません。篩骨部の強い炎症から嗅覚障害を引き起こしやすい疾患でもあるので、症状を感じたら速やかに受診することをお勧めします。

副鼻腔炎と喘息の関係にも注意が必要だと聞きました。

鼻から気管・肺へと続く空気の通り道は一つですから、どちらかに罹患すると合併するケースがよく見られます。特に、成人の難治性慢性副鼻腔炎であり、手術をしても再発しやすい好酸球性副鼻腔炎は、気管支喘息を合併することが非常に多いです。そのため、副鼻腔炎の状態によっては、呼吸器内科の先生と連携して治療を進めることもよくありますね。なお、当院では、手術後の再発を防ぐための生物学的製剤の注射治療にも対応しています。

難聴についても教えてください。

門田哲弥院長 神田駅前もんでん耳鼻咽喉科4

加齢に伴って音が聞きづらくなる「老人性難聴」と、突然耳が聞こえなくなる「突発性難聴」がよく知られています。老人性難聴は、会話の中で聞き返しが多くなったり、テレビの音量が異常に大きくなったりしたら要注意。視力が落ちたら眼鏡をかけるのと同じように、聞こえの状態に応じて補聴器の使用を検討しましょう。当院では、神尾記念病院内にある補聴器を専門に扱う部門と連携してサポートしています。もう一つの突発性難聴は、若い方から高齢の方まで幅広い世代が発症する難聴で、特に働き盛りの世代に多い傾向にあります。発症から2週間以上経過すると治りにくくなるので、おかしいなと感じたらすぐにステロイドを中心とした治療を始めることが大切です。仕事が忙しい方も、異変を感じてから1週間以内にはできるだけ受診してください。

「鼻が専門。でも、何でも相談できる」がコンセプト

他の病院との連携もされていますか。

門田哲弥院長 神田駅前もんでん耳鼻咽喉科5

当院だけでは解決しきれないこともありますから、病院や他科との連携は大事だと考えています。例えば、睡眠時無呼吸症候群の治療です。睡眠時無呼吸症候群にはCPAPでの治療がスタンダードですが、CPAPでいくら空気を送っても、鼻中隔弯曲症やアレルギー疾患で鼻呼吸が妨げられていると効果が望めません。耳鼻咽喉科で必要な投薬や手術をしてからCPAPに移行できるよう、連携は大切にしています。また、めまいの多くは良性発作性頭位といって、めまい症やメニエール病に関するものです。ただし、まれに脳梗塞などが疑われることもありますから、めまいについても近くの脳神経外科の先生にMRI検査診断の協力を仰いでいます。

診療の際はどのような心がけや工夫をされていますか?

患者さんの話に耳を傾けることと、伝わりやすい説明を心がけています。内視鏡や顕微鏡の撮影画像をお見せしているのもそのためです。専門用語を並べるよりも、わかりやすい言葉と画像ならば、患者さんにしっかりと伝わって理解していただけますからね。前回との比較画像を見れば経過も一目瞭然です。説明の最後には「ご質問はありませんか」と必ず言葉を添えて、患者さんが「聞きたかったのに聞けなかった」ということがないよう、納得してお帰りいただけるような診療に努めています。

最後に読者へメッセージをお願いします。

門田哲弥院長 神田駅前もんでん耳鼻咽喉科6

耳・鼻・喉は身近な器官なだけに、ちょっと違和感があっても放置してしまう方も多いかと思います。ですが、お子さんの耳に水がたまった状態が続くと言葉の遅れにもつながりかねず、若い方にも多い突発性難聴には2週間というタイムリミットがあります。「喉がチクチクする」と放置していたら喉頭がんだったということもあり得るのです。気軽に相談できるのがクリニックの良さ。インターネットやメッセージアプリからご予約いただけますので、少しでも気になることがあればいらしてください。「鼻が専門。でも、何でも相談できる」そんな地域の頼れる耳鼻咽喉科をめざしています。